子どものころ、自分だけの秘密基地があったらいいなと願っていた夢を、大人になった今こそ、かなえてみませんか？ 大人がつくる秘密基地には、日常の忙しさから離れて、自分の時間をゆっくりと堪能できる空間が必要。そんな特別な空間をつくり出せる、とっておきのインテリア＆エクステリアをご紹介します。
揺らぎが魅力のハンモック
子どものころ、ハンモックにゆられてお昼寝をしたり、読書をしたり、そんな時間を夢見たことはありませんか？ 近ごろは、そんなハンモックが注目され、ラインナップも充実しています。スポーツやアウトドアの専門店を訪れると、大型テントの横におしゃれでカラフルなハンモックが展示されているのを目にします。おしゃれなアウトドアライフが注目されるとともに、ハンモックの人気も高まっているようです。
アウトドアで大活躍のハンモックですが、自宅の庭先やテラスに吊るして、秘密基地のように利用してみてはいかがでしょうか。ちょうどひとりの大人がすっぽりと包まれる空間は、大人の隠れ家にぴったり。ゆらゆらと優しく揺れる浮遊感を楽しみながら、日常から切り離された自分だけの空間を満喫できます。
簡単に付け外しができるのも◎
ハンモックの設置は、場所さえ確保できれば意外に簡単。コンパクトなチェア型のハンモックなら、あまり場所を取らず、ブランコのような気軽さでハンモックを楽しめます。設置に不安がある場合は、作業を代行してくれるサービスを利用すると便利。また、いったん専用金具を取り付けてしまえば、ハンモックの付け外しが自由に行えるので、不要なときには、簡単に外しておけるのも利点。
ハンモックの上で長時間過ごすなら、底面積が広い釣鐘型のハンモックや、安定感のあるスタンド型のハンモックなど目的にあったものを選びましょう。本来、ハンモックは、布の結び目が頭と足の先にくるよりも、結び目に対して体が垂直方向になるように寝転がるほうが、リラックスできるのだそう。ですから、長時間疲れずにハンモックで過ごすためには、垂直方向にじゅうぶんな布の広がりがあるかどうかを確認しましょう。体がすっぽりと包まれるようなホールド感があるものを選べば、体の大きな大人でも長時間楽な姿勢で過ごせます。
リビングルームの一角を大人の秘密基地に！
ハンモックは、屋外やテラスへの設置が一般的ですが、大人の秘密基地として利用するなら、リビングルームの一角への設置がおすすめ。ソファ代わりに、いつでも好きなときに寝転んだり、読書したりできるため、活用度がぐんとアップします。ハンモックのそばにフロアライトやローテーブルを置き、テーブル上にマグカップと愛読書を並べれば、あっという間に秘密基地のセットアップが完了。あまりの快適さに、ハンモックの上で何時間でも過ごしてしまいそうです。
空間丸ごと独り占めできるドーム型テント
好きなものにだけ囲まれて優雅に自分の時間を過ごしたい……、そんなちょっと贅沢な望みは、ドーム型テントがかなえてくれます。ドーム型テントは、軽量のフレームを組んで、ドーム全体を透明の特殊シートで覆ったもの。透明な半球型ドームは、ちょっと近未来的な外観。そのドームの内部は、自分好みのインテリアや植物を持ち込んで、自由にカスタマイズ可能。自分の部屋を丸ごと閉じ込めたかのような空間は、大人の秘密基地そのもの。
プライベートカフェ、天然のプラネタリウムにもなる!?
ドーム型テントでの過ごしかたも自由由在。昼には、庭の木々や花に囲まれたプライベートカフェとして、夜には、頭上に星がまたたく天然のプラネタリウムとして、過ごしかたのアイデアは尽きません。また、季節ごとに変わる景色を楽しめるのも、透明ドームならではの魅力。秋には紅葉を楽しみ、夕方からはキャンドルライトを並べて小説を読みふけったり、雪の舞う冬日はブランケットや防寒グッズを持ち込んで、かまくら気分を楽しんだり、そんな非日常感が楽しめるのもドーム全体が透明だからこそ。また、道具を集めて趣味の空間として利用したり、植物を育てる温室として使ってみたりと、楽しみかたのアイデアはどこまでも広がります。ドーム内の極上のプライベート空間は、まさに夢に描いた大人の秘密基地といえるでしょう。
好きなものに囲まれて過ごそう！
秘密基地で、好きなものに囲まれて過ごす時間は、いくつになってもわくわくと心踊るもの。インテリアやエクステリアを上手に使って、夢のようなプライベート空間を手に入れましょう。そんな空間でひとり時間を満喫しながら、思いのままに過ごすリラックスタイムは、きっと何ものにもかえがたい貴重な時間になることでしょう。
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