子どもが主役の庭作り
子どもにとって庭は大切な遊び場のひとつ。ママやパパにとっても、子供との大切なコミュニケーションの場になります。小さな頃の思い出は、子どもの人格形成の上でも大きな役割を果たします。子どもと一緒に楽しめる、子どもが主役の庭作りについてご紹介します。
子どもが遊べるおうち公園
子どもの大好きな公園をヒントに、「おうち公園」を作りましょう。おすすめは子どもが大好きな砂場を取り入れることです。
砂場遊びをすることで、子どもの情緒の安定を育んだり、はだしで砂を踏みしめ、しっかり歩けるようになるといったことが期待できます。また、スコップなどの道具で掘ったり、手で砂を掴んで何かを作ることで創造力や工夫することを覚えることもできます。
公園の砂場は衛生面でちょっと抵抗が・・・・・・という場合も、自宅に設置すればきちんと衛生管理ができて安心です。遊ばないときには砂場の上にふたをしておけば猫などの侵入が防げ糞から繁殖する菌などを防ぐことができるでしょう。
そのほか、ブランコや滑り台、トランポリンなど家庭向けの遊具も充実していますので、子どもの成長段階や好きな遊びに応じて設置するのもよいでしょう。
子どもと育てる花壇・家庭菜園
子どもと一緒に花壇を作ったり、家庭菜園で野菜を育てるのも砂場と同じく子供の情緒育成や教育に役立ちます。種や苗を植えて育っていく様子を観察し、きれいな花が咲いたり、自分で育てた野菜や果物を収穫して食べたりという経験は、子どもの思い出に強く残ります。さらに、きちんと水や肥料を与えないと枯れてしまうことを知り、虫や害虫などに触れ、植物の生物の成長を見る喜びを知るきっかけにもなることでしょう。
おすすめは子どもの興味を引きやすいカラフルな花や、目線に入って気づきやすい背丈の低い植物を選ぶこと。また子どもが苦手な野菜を一緒に育てたことがきっかけで食べられるようになったということもあるようです。
自由に考え遊べるスペースを残す
あえて何もないスペースを残す、というのもひとつの選択肢です。子どもは何もない場所から遊びを作る天才でもあります。走り回ったり、ボールで遊んだり、土を掘ってみたり、飼っているペットと遊んだり。自由に好きなことをできる第二の部屋として、庭を活用するのもいいかもしれません。
庭の安全に注意!
自宅の敷地内にある庭は、基本的には子どもにとって安全な場所になるはずです。
しかしちょっとしたことが事故や怪我につながる可能性もあります。植栽の枝や家庭菜園で使用した園芸用品にぶつかって怪我をしたり、飛んでいったボールを追いかけて道路に飛び出してしまったり。また、春から秋にかけては虫刺されにも気をつける必要があります。
木々の手入れや用具の管理をきちんと行い、飛び出すのが心配な場合は門扉には鍵をかけておくなど、子どもが安全に遊べるように目を配っておくことが大切です。
子どもを中心にした庭作りで家族の時間を増やそう
子どもを中心に考えた庭作りをすることで、より子どもと過ごす時間を増やすことができるでしょう。庭を通じて一緒に考えたり、楽しんだり、学んだりと、子どもの成長にとってプラスとなることがたくさんあり、ママやパパにとっても大切な思い出となる時間が増えます。
ぜひこの週末、一緒に楽しむ庭作りを始めてみませんか。
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