物置を買うときに知っておきたい5つのポイント
物置は趣味グッズから普段使わない道具を収納するには最適ですが、日常生活であまり注目しないためか、選択を誤りがちです。そこで、買ってしまってから後悔しないための5つのポイントをご紹介します。1. 物置の役割を確認する
物置というのは、普段使わない大型の道具を収納する敷地内の小屋のことですが、物置を買う前に知っておくと良いポイントがあります。 ・収納物が見える ・ラックがある ・ロングサイズスペースがある 便利だからと何でも収納しがちですが、いざというとき、すぐ見つからないと意味がありません。物置を開けると入っているモノがわかるように置くことです。 次に、内部に丈夫なラックが数段あれば、置き場所に困りません。また、縦に長いスペースを作っておくと便利です。こういったポイントを考えてから買いましょう。2. 物置のサイズは収納量にあわせて
物置のサイズ選びは大切です。小さすぎては収納物が入らず、大きすぎても何を入れたかわからなくなります。 ポイントは、「収納量(70%)+30%の余裕+扉」の3点です。入れる収納量を70%程度と考え、30%分の余裕を考えましょう。 次に、扉です。出し入れに不自由しては困ります。開口部が大きく開くこと、左・右両方向から開けること、仮ロックが付いていること、開けやすい取っ手。以上の4つはおさえましょう。3.物置の強度
日本は南北に伸びており、気候は寒暖の差があります。物置選びも夏に強いか、冬に強いかを考えて選ぶ必要があります。オーソドックスタイプのほかに、耐雪タイプ、耐熱タイプがあります。 極端な気候でなければ一般タイプで十分です。豪雪地域では、耐荷重を考えて雪の重みに耐えられるものにしましょう。夏の暑さ対策には、断熱材入りがおすすめです。4.物置の耐久年数
物置の素材には、木製、金属製、プラスチック製がありますが、屋外か屋内かによって物置の耐久年数が多少変わってきます。 海外でもっとも人気が高いのが木製です。耐久年数が高く、全天候型で、デザインも豊富な点が人気の秘密です。ただし、問題は腐食です。こまめにメンテナンスして長く使いましょう。 日本製は金属タイプがほとんどです。耐久年数が比較的高く、強度も高いので人気があります。ただデザイン性に乏しく、サビ対策をする必要があります。 プラスチック製はメンテナンスがほとんど要らず、設置も解体も簡単というメリットがありますが、紫外線に弱いのが欠点です。極端な気候よりも比較的穏やかな土地向きです。それぞれ一長一短がありますが、しっかりメンテナンスをして少しでも長く使いましょう。
メタルシェッドシリーズは錆びに強く、家の外壁にもよく使われるガルバリウムで作られています。毎日使う自転車やベビーカー収納に最適。ロードバイクの展示会では、サイクリストたちからも熱い支持を貰っています。
木製?いいえ、これは軽いPVC樹脂製の小屋「フレンチシェッド」なんです。汚れが気になる時は、ホースで水洗いもできます。腐らずメンテナンス不要で長く使えます。
5.物置の予算
やはり使い勝手がよく、耐久性の高い優れた物置は安くはありません。それなりの価格帯になっています。3種類のうち、海外でもっとも人気が高いのは木製、金属製、プラスチック製と続き、価格もその順に安くなっていきます。 また、物置本体以外にも棚やラック、メンテナンスの費用も考えておくとよいでしょう。
木製の人気が高いのは優れたデザイン性と耐久性にあるようですが、安さだけを優先してすぐに壊れてしまってはいけません。それぞれの特性を考えて、ガーデニングのデザインとの相性なども検討して、最適な物置を選びましょう。
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