エクステリアの主役!スタンド型ポストを効果的に設置する方法
ポストはそれひとつで家の印象を左右することもある重要なアイテム。
特にスタンド型ポストは色やデザインが豊富で、外観のポイントになったり、そこに住む人の個性を表現することができます。スタンド型ポストを選ぶなら知っておきたい、効果的に設置する方法をご紹介します。
ポストを設置する場所を選ぶ
スタンド型ポストは外壁の近く、玄関前や玄関脇などに設置するのが一般的です。敷地にゆとりがある場合は、カーポートや敷地の入り口付近に設置するなど、選択の幅も広がります。ポストのデザインに合わせて設置場所を検討しましょう。
スタンド型のポストを玄関前や横に設置する場合、家の構造によっては外から見ると少し隠れた位置になり、さりげないおしゃれを演出できる場所です。
ドアや玄関まわりのデザインとテイストを合わせたり、思いきってビビッドな色や凝ったデザインのものを設置すると、玄関まわりのアクセントにもなります。外壁や敷地の入り口付近に設置されたスタンド型のポストは、家の外側からも目につきやすく、お住まいの方の個性を出しやすい場所といえます。
個性的なデザインのポストは、それだけで家やそこに住む人を印象づけ、家全体のデザインのポイントになります。海外のスタイリッシュな住宅のような雰囲気で、こだわりを出したい場合にはぴったりです。
忘れてはならない実用性
ポストを設置する場所を決める際に忘れてはならないのが、実用性と防犯の面です。
玄関からポストまで少し距離がある場合、たとえば毎朝新聞を取りに行くときに、ご近所の人と会ってしまうかもしれません。そのために忙しい朝早くからばっちりメイクをするのは大変です。また、雨の日には、傘をさして郵便物を取りに行かなければならないということも。毎日のことになるとちょっと面倒になってしまうかもしれません。
また、防犯も重要な要素です。防犯の面を考える場合、玄関近くにポストを設置する際は注意が必要です。郵便物を取り出す便利さはあるものの、逆に家の玄関前まで誰でも自由に入って来られる状況を作ってしまうからです。
スタンド式ポストを自分で設置してみよう
スタンド式のポストは、実は比較的簡単に自分で設置することができます。家を新築した記念に、自分でポストを設置してみるのもいいかもしれませんね。
1.穴を掘る
設置する場所を決めたら、まずは深さ50cm程の穴を掘ります。地中には配管が埋まっていますので、傷をつけないように注意が必要です。
2.スタンドポールを固定する
スタンドの固定棒が付属している場合は、固定棒を利用してスタンドポールを立てます。固定棒がない場合はハーフブロック2個で代用してください。スタンドポールを垂直に立て、まわりに砂利などを入れてしっかり踏み固めます。
3.セメントで固定する
セメントを流し込んで固定しましょう。セメントは水を加えて練るだけで簡単に使えるものが便利です。固まるまでの時間を短縮したい場合は速乾タイプを使用するといいでしょう。セメントを扱う際には必ずゴム手袋を着用し、素手では触れないようにしてください。
4.ポストを取りつける
セメントが固まってしっかりとスタンドポールが固定されたら、付属の説明書を参考にして、ポール部分にポストを取りつけましょう。
スタンド型ポストを外観の一要素として効果的に設置するためには、設置する場所はもちろん、利便性や防犯といった面も重要なポイントです。「何を重視するのか」を考えて理想的な場所を選ぶと良いでしょう。
自宅のポストを自分で設置するというのも、マイホームへの愛着がいっそう増すこと間違いなしです。新築やリフォームの際にぜひトライしてみてください。
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