面倒屋さんでも大丈夫、お手軽ガーデニング

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花や木は好きだけど手入れが大変…そんな面倒屋さんでも大丈夫、お手軽ガーデニング

「庭は好きだけど、土いじりが苦手」、「時間がなくてなかなかメンテナンスができない」などのお悩みはありませんか?
庭の作り方やちょっとした工夫で庭の手入れを簡単にすることができます。
今回は、庭の維持管理に頭を悩ませている方必見の、手間いらずで庭をキレイに保つポイントをご紹介します。

洋風 ナチュラルガーデンナチュラルガーデンを目指しても、ほったらかしというわけにはいきません。実はナチュラルにみせるために手がかかっているんですよ。こぼれ種で増やしやすい忘れな草のブルーが春のガーデンをロマンチックに彩ります。植物以外にガーデンチェアや小物で飾ると風景が生まれます。

和風庭園和風のしっとりして整然とまとまった姿を保つには植栽する部分としない部分をきちんと分ける必要があります。雑草だらけの和風庭園はちょっとね。砂利敷や通路には、防草シートを敷いて対策。それだけの手間で大きく異なります。見えない部分に美しさの秘訣が隠されています。


1.庭はメンテナンスが決め手

ガーデニング雑誌等で紹介されているおしゃれなお宅やカフェを見ると、そこには青々と茂った木々が風にそよぎ、花壇には季節の花々が咲き乱れています。
庭造りとは木や植物を植えたらそれで終わりではありません。実はその庭をきれいな状態で維持していくのはとても大変。手入れをしないとすぐに荒れ放題になってしまいます。木々は成長し、そのままでは伸び放題になってしまうので毎年の剪定が欠かせません。ミントなどに代表される強い植物は手入れをしないとどんどん増えて庭を埋め尽くしてしまいます。四季折々の花を咲かせようと思ったら、季節ごとに花を植え替えなければなりません。
庭造りで一番大切なのは、実はどれだけメンテナンスができるかということなのです。

ミントミントが増えすぎて、とはよく聞く言葉。ハーブの中でもミントは地下茎で驚くほど繁殖するので、鉢に植えるのがお薦め。お料理に使うなら、キッチンから出やすいウッドデッキの上などが便利です。

芝生こちらはガラスのポストをデザインされているカイルバッハ氏(ドイツ)のデザイン事務所。綺麗に刈り取られた芝は整理整頓が上手な彼の性格が現れています。メンテナンスが行き届いたお庭です。


2.お手軽ガーデニングの庭作りのポイント

手入れのしやすい庭造りのポイントは、最初からメンテナンスのしやすさを考えた庭の設計を行うことです。
それぞれの植物の特性を知り、手入れのしやすい植物を選ぶことで、後々のメンテナンスがぐっと楽になります。
また、植物を植えないスペースを設けて敷石や枕木、レンガなどを敷くことで、おしゃれ度がアップするだけでなく雑草対策にもなります。

1年草 ガーデンいろとりどりのお庭をあきらめたくない!それなら、『簡単』に飾れて、しかも『可愛く』決まる「壁掛けウォールプランター cobaco」がオススメ!季節のお花をホームセンターで買ってきてビニールポットのままcobacoに入れるだけでOK。ガーデニングに時間がとれない忙しいご家族に是非試して欲しい方法です。

通路沿いの植物レンガや敷石でキッチリ固めてしまうのではなく、通路沿いに植物を植えこむとナチュラル感がアップ。少しのアプローチでも、歩く人にとっては玄関までの楽しい道のり。敷石の間にはヒメイワダレソウを植えて、石の角ばった部分を柔らかく隠して、優しい雰囲気に。ほんのり香りのある白い花が春~秋まで咲き続けます。


3.こんな樹木を選ぼう

メンテナンスのしやすさを考えるなら、落葉樹ではなく常緑樹がおすすめです。
落葉樹は秋になると葉がすべて散ってしまい、掃除も大変。常緑樹ならその手間を軽減することができます。
シラカシやソヨゴ、モチノキといった樹木は育てやすくメンテナンスもしやすい種類です。
これらの高木だけでももちろん良いのですが、ヤマブキやツツジ、ユキヤナギ、ニシキギ、ヒュウガミズキ、クリスマスローズなどの低木や下草類を組み合わせることで表情のある庭造りをすることができます。

クリスマスローズ花の少ない時期、冬~春に楽しめるクリスマスローズは大株になると見事です。夏の強い日差しには弱いため、背の高い植物や木の下に植えるのがオススメ。花は下を向く品種が多いので、ガーデンチェアの近くや大株を鉢植えにすると、美しい花を近くで楽しめます。

ユキヤナギ桜の頃に咲き出し、そこだけパッと明るくなったように咲き誇るユキヤナギ。街路樹などにも使われ、丈夫で手間がほとんどかかりません。葉は明るい緑色で、お庭を明るい雰囲気に。咲き誇る姿が春を感じさせるので、パブリックスペースの玄関側や生け垣に使うことが定番となっています。


4.進化するリアル人工芝

お休みの日は芝生の上に寝転んで、ゴロゴロなんて素敵ですよね。芝生のある庭にあこがれるけれど、手入れが大変そう、という方は人工芝を利用してみてはいかがでしょうか?
最近の人工芝は、ちょっと見ただけでは分からないほど、本物に近いリアルなものがたくさんあります。
人工芝を敷くと、見た目はもちろん、雑草も生えなくなるのでお手入れも楽々。面倒屋さんにはぴったりのアイテムです。

人工芝最初は憧れの芝生を植えたけど、剥げてきたり芝刈りに失敗してから綺麗に戻らなくて…というお悩みが私たち「そとや工房」の外構部門にもよく寄せられます。仕事や子育てで忙しいからリガーデンでは砂利にします、というお気持ちはよくわかるのですが、実はちょっと寂しい。そんなお悩みには、リアルな人工芝をお薦めします。

人工芝人工芝の意外なご感想では、野良猫が来なくなった!(土が無いから?)、近くの植物がイキイキしてきた!(周りの土を覆うことで暑さや寒さから守った?)、玄関が綺麗になった!(人工芝なら雨の日のドロドロ靴汚れがなくなったから)など嬉しい誤算も多いようですよ。環境によりますが、お困りなら試す価値がありそうです。


5.さよなら雑草

お庭のメンテナンスで一番の大敵が雑草です。春になったとたんどこからともなく顔を出し、夏になる頃には一面に生い茂ってしまいます。
そんな雑草対策には、意外にもお湯が効果的です。春、雑草が芽を出し始めたら上から熱湯をかけておくと雑草を枯らす効果があります。普通のお湯でももちろん良いのですが、おすすめはほうれん草のゆで汁です。
ほうれん草のゆで汁の場合は冷めてしまっても効果があります。


 

ちょっとした工夫でお手軽・楽ちんガーデニング

庭造りは手入れが大変、毎日継続して時間がとれないなど、色々な理由から挫折をしてしまう人も多いガーデニングですが、実はちょっとした工夫で、ぐっとお手軽に楽しむことができます。これを読んで、これならできそうと思った方、まだまだ活用できるグッズもたくさんありますので、ご自身のニーズを考えながら、ポイントを押さえて、簡単にできる素敵な庭作りを始めてみませんか?

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