様々な表札の取り付け方

住む人の個性を表す表札は、種類や取付け方法までも含めて慎重に選びたいものですね。表札の取り付け方にはいくつかのタイプがあり、それぞれの固定度の強さが違います。一戸建に住んでいるならば固定度が高くてよいですが、賃貸暮らしや転勤族で頻繁に家を引っ越すならば、そのたびに表札も取り付け直さなければなりません。そこで、ライフスタイルに合わせた表札を、取付け方を中心にご紹介します。
埋め込み表札(ボルト)

門扉や玄関の壁面に埋め込むタイプです。建築時にプロが取り付ける一戸建てが中心です。素材は、天然石・セラミック・アイアン・ガラスなどほぼ全ての幅広い素材で利用できるのが特徴です。重厚で、耐久性に優れた凝ったデザインが多いのが特徴です。
据え置き型のBOMPOSは移動にも便利。表札はアルミ角柱にボルト留め。パキラの表札でディテールを楽しめる。

木製パネルのD-POSTは背後に佇み見事な遠近感を演出。写真の表札は、プレシャスウッドネームプレート。
釘掛け表札(釘掛け、ダルマ穴)

釘掛け表札(釘掛け、ダルマ穴)
壁に2つ釘を打ちこんで、表札を掛けるタイプです。壁に穴をあけるため一戸建てが主流です。釘穴加工と呼ばれる技術は、初心者には釘の微調整が難しいため、プロに任せるほうがよいでしょう。素材は、陶器・木製・ウッディなど加工がしやすく軽いものが適しています。
接着剤表札

門扉や玄関先の壁面に接着剤で取り付けます。一戸建ての場合、強力な接着剤がよいですが、転勤の多いご家庭の場合はシール加工が便利でしょう。自分でつける場合は、一般にセメダインと呼ばれるエポキシ樹脂系接着剤がおすすめです。すべての素材に使えますが、ステンレス・アクリルなどが特に効果的です。
ガラス表札「ラウラ」はガラスでありながら貼り付けができる嬉しい表札!門柱に合わせやすい7色から選べる。
差し込み・スライド・両面テープ表札

差し込み・スライド表札
既存のネームプレートを差し込むか、スライドさせるタイプです。誰でも装着可能なので、転勤族、賃貸住宅の方にとって便利です。素材は主に2層アクリル・ガラスです。
両面テープ表札
文字どおり両面テープで取り付けるタイプです。誰でも装着可能ですが、位置をしっかり確認して取り付けましょう。粘着力が強いとはいえませんので、軽いアクリル・ステンレス・ウッディなどに適しています。
マグネット表札
表札の裏面か、横がマグネットになっているタイプです。誰でも装着できるため、転勤族、賃貸住宅にお住いの方におすすめです。素材は、ステンレスなどがあります。
以上はマンションに多いタイプです。
マンション用表札で珍しい切り文字タイプの「ルーチェ」ですが、こちらも差し込み、スライドOK。
サイズはお客様の既存のプレートに合わせてオーダーメイド。ルーチェの表札でうちが一番カッコイイ!と高い評価をいただいています。
特殊表札

上記以外の特殊なものをさします。表札一体型インターホン・特殊表面加工・高級ラミネートステッカー・オブジェ看板などがあります。
インパクトのある独立タイプ「萌」。その存在感はエクステリアのシンボルとなってくれる。ライトアップすれば違った顔に。
「フィンスタイル2」側面からの見た目も配慮した構造で、どこから見てもモダンなインターホンカバーを表札一体型に。
まずご自身のライフスタイルを考えてみましょう
このように表札の取り付け方ひとつとっても多くの種類があることをおわかりいただけたでしょうか。表札のデザインや素材選びに困ったときは、まずご自身のライフスタイルを考え、次に、取り付け方や価格面などを含めてプロに相談してみてはいかがでしょう。きっとお気に入りの表札が見つかるはずですよ。

白い塗り壁の門柱には可愛い









鮮やかなイラストが特徴の「











コメント