試験内容について
1：検査品二酸化塩素を容量10Lのテドラーバッグ内に設置。
2：容量20Lのテドラーバッグに乾燥空気20Lを充填し、悪臭成分を添加して濃度を各初発濃度（ppm）に調整する。
3：上記の②で調整した悪臭成分を①で作成したテドラーバッグに10L入れる。二酸化塩素ガス発生剤に水溶液を加えてガスを発生させ試験開始。
また、ブランク試験としてテドラーバッグ内に検査品を設置しないものも同様に作成し試験を行う。
4：開始から5、15、30、60、120分経過毎にテドラーバッグ内の悪臭成分濃度を検知管またはガスクロマトグラフで測定。悪臭成分が分析下限値を下回るまで試験実施。

検査分析機関：東京テクニカル・サービス（株）2016年

検査分析機関：一般社団法人食品分析センター2017年

試験の内容について（密閉空間における試験品の除菌性能効果試験）

1. 標準布（JIS L 0803に規定する染色堅ろう度試験用添付白布）を0.4g採取し、高圧蒸気滅菌1検体とし、1菌種につき試験品使用後0.5時間、1時間　各2検体を用意し、滅菌済みシャーレに入れる。
2. 標準寒天平板地（栄研）にて、35±2℃、24時間で前培養した3菌種（試験使用菌株は下記にに述べる）をNB培地で希釈し、105～106/mlに調整した菌液を、標準布に0.2ml接種する。
3. 指定時間、菌種ごとにテドラーバッグ（10L容量）を用意し、②の標準布の入ったシャーレの蓋を開けて入れる。
4. 試験品を使用し、テドラーバッグ10L内部の二酸化塩素濃度を所定濃度（2.0ppm）に設定する。
5. 指定時間毎にテドラーバッグ内から検体を取り出し、シャーレ内を滅菌済み整理食塩水20mlにて洗い出す。この洗い出し溶液0.5mlを不活化剤溶液（0.5%チオ硫酸ナトリウム、1.0%tween80を含む）4.5mlに加え、二酸化塩素の作用を失活させたのち、1mlを採って標準寒天培地（栄研）で混釈し、35±2℃、24～48時間培養を行う。
   培養後、培地中に生育したコロニー（集落）を生菌数として測定する。なお、洗い出し液1mlを採った混釈平板にコロニーの形成が認められない場合は、コロニー数を1とし、洗い出しに用いた生理食塩水20mlを乗じた値を生菌数とす。

検査分析機関：一般社団法人食品分析センター2017年

ウイルス不活化試験 試験概要

対象ウイルスをシャーレに入れたものを試料とした。密閉容器内に、検体に精製水を添加したもの及び試料を設置し、所定時間保存後に試料中のウイルス感染価を測定。

検査分析機関：一般社団法人食品分析センター2017年

試験の内容について（密閉空間における試験品の除菌性能効果試験）

1. 標準布（JIS L 0803に規定する染色堅ろう度試験用添付白布）を0.4g採取し、高圧蒸気滅菌1検体とし、1菌種につき試験品使用後0.5時間、1時間　各2検体を用意し、滅菌済みシャーレに入れる。
2. 標準寒天平板地（栄研）にて、35±2℃、24時間で前培養した3菌種（試験使用菌株は下記にに述べる）をNB培地で希釈し、105～106/mlに調整した菌液を、標準布に0.2ml接種する。
3. 指定時間、菌種ごとにテドラーバッグ（10L容量）を用意し、②の標準布の入ったシャーレの蓋を開けて入れる。
4. 試験品を使用し、テドラーバッグ10L内部の二酸化塩素濃度を所定濃度（2.0ppm）に設定する。
5. 指定時間毎にテドラーバッグ内から検体を取り出し、シャーレ内を滅菌済み整理食塩水20mlにて洗い出す。この洗い出し溶液0.5mlを不活化剤溶液（0.5%チオ硫酸ナトリウム、1.0%tween80を含む）4.5mlに加え、二酸化塩素の作用を失活させたのち、1mlを採って標準寒天培地（栄研）で混釈し、35±2℃、24～48時間培養を行う。
   培養後、培地中に生育したコロニー（集落）を生菌数として測定する。なお、洗い出し液1mlを採った混釈平板にコロニーの形成が認められない場合は、コロニー数を1とし、洗い出しに用いた生理食塩水20mlを乗じた値を生菌数とす。