エクステリアとエコはもう同義語 おしゃれに門まわりをグリーンで飾ろう

外構・エクステリア

エクステリアとエコはもう同義語 おしゃれに門まわりをグリーンで飾ろう

エクステリアとエコはもう同義語 おしゃれに門まわりをグリーンで飾ろう

エコやナチュラルを求める現代人にとって緑化はかかせません。もちろんこの流れはエクステリアにも及んでいます。そこで今回は、エコとエクステリアを同時に実現する門まわりを提案します。

緑化は現代人のトレンド

住宅におけるエクステリアの緑化は、個人単位でできるもっとも身近で効果的なエコロジーと言えます。人は、緑を見ると心が安らぎますし、光合成する樹木は、動物にとって必要な酸素を吐き出してくれます。精神的にも生理的にも、緑=植物は私たち動物にとってはかかすことのできない生活のパートナーなのです。それはわかっていても「家は狭いから」とか「飾る場所がない」「予算が少ない」などの理由であきらめているかたも少なくありません。しかし、実際にはそんなに大きな場所や多くの費用、手間をかける必要はありません。ほんのちょっとのアクセントでも、緑を使うことによってエクステリアの印象は劇的にかわります。なによりも「生命」を守り育てることは、自分たちだけでなく周辺住民にもいい影響を及ぼします。便利な文明生活の中に安らぎの緑化を求める人は増えているのではないでしょうか。

狭小地にも緑化の提案

緑がいっぱいにあふれている家の前を通る時には、すがすがしい気持ちになりませんか。住宅の広い・狭いは関係ありません。限られているスペースでも工夫次第で緑にあふれ、むしろ広く感じさせることが可能です。

広く見せるためのポイントは、空間をさえぎらないこと。仕切りには透明や半透明の素材、メッシュや格子などの光を通すものを用いましょう。また、視界をさえぎらないことを意識し、空間と空間のデザインを統一することで広く見えます。そのほか、芝を敷き詰めたり、壁つけできるガーデニングポットを使用したり、大掛かりなガーデニングをしなくても緑をとりいれることが可能です。このように一歩一歩、楽しみましょう。

外構 施工例 姫シャラ人気の落葉樹ヒメシャラが大きな存在感を出している施工例です。プライベートガーデンでは庭の背景になり、門柱からは空をバックに存在感を発揮しています。その他に黄覆輪のマサキが庭の仕切りに使われていて、色使いが鮮やか!一部に斑入りの植物を入れるとコントラストがついて、印象的なガーデンになりますよ。表札はシンプルな「アルミ鋳物表札

外構 フェンス 施工例半透明のポリカで光を取り込むスクリーンフェンスも出てきていますが、人通りが多い道路に面している場合には、人影が映ってほしくない時もありますよね。「ホワイトフェンス」なら、その白さが庭の光を反射し、庭を明るく、そして広く見せる効果があります。ホワイトフェンスを背にしたグリーンの植物たちは美しく見えるのでお薦めです。


機能門柱に新しい動き

「機能門柱」とは玄関先に必要な、郵便受け・呼び鈴・表札・照明など、複数の機能を兼ね備えた門柱のことです。あるいは、「エントランス・ポール」「ファンクション・ユニット」などと呼ばれています。最近の流行では、電動補助つき自転車や電気自動車のための充電器とか、エクステリア用電気機器のためのコンセントなど、より多くの機能がついたタイプのものも登場しています。また、小さな郵便物だけでなく大きな荷物や小包なども収納できる「宅配ボックス」兼用のものや、ベンチ機能がついているものなど、より多様化し便利になっています。
形状は円柱形や四角柱形などさまざまあり、タイプとしては、独立で設置するものや門扉につ設するものなどがあります。また、選ぶ時には門柱単体で選ぶのではなく、敷地の形状や設置場所、エクステリアまわりとの調和をイメージして選ぶことが大切です。

ステイムAJタイプ
(機能門柱)

片手に子供、片手にお買い物荷物の時も、座面に置ける!実は主婦の味方!

ステイムAタイプ
(機能門柱)

夜間は印象的にライトが灯り、玄関前の門柱としてもインパクトがあります。

W-BOX
スタンドタイプ

縦型は見た目がスッキリ。留守がちでも荷物や大型郵便物が受け取れますね。

コルディア
スタンドセット

リフォームならスタンド型で。壁面の有無に関わらず好きな位置に設置可。


美しく、より機能的なエクステリア

最近のエクステリアは、外部からの視線を完全にシャットアウトしていた従来の日本伝統家屋の様式「クローズド外構(エクステリア)」から、開放された家まわりを緑で飾り、道行く人に見せて楽しませる欧米式の「オープン外構」へと変化の兆しをしてきました。また、欧米と日本式を折衷した「セミクローズド外構」が最近は盛んになっています。「人に見られないように外部を遮断した閉鎖空間」から「人に見せて自他共に緑化を共有する楽しい空間」へと変化し、エクステリアを飾ることとエコロジーが比例する発展を見せています。


 

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